トマトの煮込み料理を作った時に、酸味がきつくて困ったことはありませんか?
前日、トマトを大量にもらったのですが、食べきれなかったので、
煮込み料理に使いました。
その時、トマトの酸味がきつくて、酸味が苦手な私はすごく困りました。
トマトの酸味を緩和させる方法を調べて実践してみました。
トマトの酸味を緩和させる方法
●玉ねぎを多めに、よく炒めて甘みを出す。
パプリカ、ズッキーニなども甘みが出やすい。
●コンソメを入れる
●バターやオリーブオイルを入れる
乳化するので、酸味がマイルドになります。
●ケチャップを入れる
●砂糖やみりん・はちみつなど甘いものを足す
●種を取り除く
トマトの酸味は種部分とその周りのみで見には酸味がないので、
種周辺を取り除くことで、酸味がなくなります。
でも結構面倒なので、カットトマト缶であれば、取り除く手間を省けます。
トマトの酸味は加熱で飛ばせる?
トマトの酸味は加熱で飛ばすことができます。
しかし普通に煮込んで酸味を飛ばすには、かなり煮込み時間がかかります。
なので、加熱でトマトの酸味を飛ばしたいときは、
最初にトマトだけを炒めるのがコツです。
トマトだけを固形に近くなるまで炒めると、酸味が飛んで甘みが強くなります。
そして、炒めて固形に近くなったトマトに水を足して、好みの濃度に調節します。
トマトの酸味の成分は?
トマト酸味成分の90%はクエン酸です。
クエン酸なので、重曹を入れると中和されます。
ベーキングパウダーでもOK!
重曹を入れると中和するときに泡が出ます。
効果があるのですが、ただ、入れすぎると味が変わってしまいます。
ほんの少し入れてかき混ぜて様子をみて、また足して・・・と
量の加減に気を付けて入れてみてください。
しかし、トマトの酸味をあとから飛ばすのは大変なので、
もし可能なら最初から甘いトマトを選びましょう。
生のトマトは酸味が強く、サラダには向きますが、煮込み料理には向きません。
生のトマトより、トマト缶を選びましょう。
そしてトマト缶の中でも、日本のトマトは酸味が強いので、
日本のトマトよりは海外のトマト缶を選んだ方が、元々の酸味が弱いです。
海外トマト缶の中でも細長いトマトは酸味が少なくて甘いので、
海外の細長いトマト缶を選びましょう。
まとめ
●玉ねぎを多めに、よく炒めて甘みを出す。
パプリカ、ズッキーニなども甘みが出やすい。
●コンソメを入れる
●バターやオリーブオイルを入れる
乳化するので、酸味がマイルドになります。
●ケチャップを入れる
●砂糖やみりん・はちみつなど甘いものを足す
●種を取り除く
●じっくり加熱するか、トマトを最初に炒めて煮詰める
●重曹を少量入れる
●できるなら最初から酸味の少ないトマトを選ぶ