お鍋に大活躍の白菜!
できることなら、美味しくて新鮮な白菜を手に入れたいですよね。
今回は美味しくて新鮮な白菜の見分け方をご紹介します。
美味しい白菜の見分け方
一玉まるごとの白菜の場合
葉が濃い緑色
外側の葉が濃い緑色のもの。
艶やハリがあり、黄色く変色したり、しなびていないもの。
外葉の巻きがしっかりしている
外側の葉がしっかりと巻いているものを選びましょう。
先端部分が開いていないもの。
収穫してから時間が経てば経つほど葉っぱは外側へ開いていきます。
先端までしっかりと巻いているものを選びましょう。
芯の切り口が白くてきれいなもの
芯の切り口が白いもの。
そして、水分が多く、みずみずしいもの。
芯の切り口が茶色く変色しているものは古くなっているので避けましょう。
持った時にズッシリ重い。
持ったときにずっしりと重みがあるものがいいです。
ズッシリと重いのは、しっかりと身が詰まっている証拠。
白菜を両側から押した時に固いもの
両側から白菜を押した時に、固く弾力性のあるものは、中が詰まっている証拠。
特に白菜の先端部分を押した時に弾力性があるものは、巻きがしっかりしていて枚数も多いです。
逆に、先端を押した時にふかふかしているものは、巻きがゆるく、中身も詰まっていません。
カットされた白菜の場合
カットされた断面がみずみずしいもの
白菜は、カットしてから時間が経つと、断面が緑がかってきます。
鮮度がよい白菜は白いので、なるべく白いものを選びましょう。
品種により、中が黄色いものもあります。
白~黄色のものを選びましょう。
葉と葉の間に隙間が少ない
葉と葉の間に隙間が少なく、詰まっているものは栄養が行き届いており美味しいです。
芯の部分が小さいもの
芯の部分が小さかったり短かったりするものの方が甘いです。
断面が盛り上がっていないもの
栽培後も白菜は少しずつ成長を続けます。
なので、カットしてから時間が過しているものは、画像の左側の白菜のように、断面の中心が盛り上がってきます。
断面が盛り上がっているものはカットしてから日数が経っているので、断面が平らなものを選びましょう。
芯に切れ込みがあるものは注意
ただし、それを防ぐために、芯に切れ込みを入れているものもあります。
芯に切れ込みがあると断面は盛り上がりませんので、盛り上がりで鮮度をチェックすることができません。
芯に切れ込みがないかもチェックしましょう。
黒い斑点は鮮度に関係ある?
白菜にときどき黒い斑点があることがあります。
この斑点は、ポリフェノールで、気温が高かったり、低かったり
また、肥料が多すぎたなどの理由で白菜にストレスがかかり現れるものです。
食べても全く害はなく、鮮度にも関係はありませんので、気にしなくて大丈夫です。
白菜を長持ちさせる保存方法
白菜は1/2や1/4にカットされたものよりも、一玉まるごと買った方が長持ちします。
長持ちさせたい時は一玉買うようにしましょう。
でも、白菜を一玉を買うとなかなか一回では食べきれませんよね。
大丈夫です!
上手に保管すれば、白菜はとっても長持ちします。
白菜を長持ちさせる保管方法を紹介します。
白菜を長持ちさせる保存方法のポイントは3つです。
芯を取る
白菜は芯に成長点があり、収穫した後も少しずつ成長を続けてしまいます。
芯を切り取ることでぐーんと長持ちするようになります。
カットされたものを買った時も、芯を取り除けば長持ちします。
芯を取るのが難しければ、包丁で芯に切り込みを入れるだけでも大丈夫。
または、白菜の芯の部分に、つまようじを2~3本刺すだけでもOKです。
新聞紙で包む
白菜を新聞紙で包んで保管すると長持ちします。
新聞によって、湿気や乾燥から白菜を守ることができます。
新聞紙のインク移りが気になる場合は、キッチンペーパーで包んだ後、
新聞紙で包むようにするとインクが付きません。
一週間おき、もしくは新聞紙が湿ってきたら新しいものに交換するとよりGoodです。
新聞紙と同じような理由で、外側の葉っぱは残しておいた方が長持ちします。
外側の葉っぱがラップの役割を果たし、白菜の水分が適度に守られるからです。
新聞紙で包んだら、涼しいところに保管しましょう。
寒い時期は冷蔵庫や野菜室でなくても、常温保管で大丈夫です。
立てて保管
野菜は生えているときと同じ状態で保存すると長持ちします。
白菜は立てて保管することで、より美味しさを保てます。
また、白菜は重さがありますので、横にして保存すると重みで腐ることがあります。
外側から1枚づつ使う
白菜は、切った断面などから傷んできます。
使う時は1枚1枚、葉をはがすようにすると、傷みが最小限に抑えられ、長く無駄なく使えます。
夏の常温保存はNG
白菜は常温保存可能な野菜ですが、夏場は室温がかなり高くなります。
夏場は冷蔵庫や野菜室に入れて保管しましょう。
白菜の賞味期限や日持ちは?
上にご紹介したような方法で、上手に保管すれば白菜は1ヶ月ほどは保ちます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
美味しい白菜の見分け方と、美味しさを長持ちさせる保管方法をご紹介しました。
一玉まるごとの白菜の場合
・外葉が濃い緑色
・外葉の巻きがしっかりしている
・先端部分が開いていないもの。
・芯の切り口が白くてきれいなもの
・持った時にズッシリ重い。
・白菜を両側から押した時に固いもの
カットされた白菜の場合
・カットされた断面がみずみずしいもの
・葉と葉の間に隙間が少ない
・芯の部分が小さいもの
・断面が盛り上がっていないもの
白菜を長持ちさせる保存方法
・芯を取る
・新聞紙で包む
・立てて保管
・外側から1枚づつ使う
白菜は上手に保存すれば1か月は美味しい状態を保つことができます。
上手に保存して賢く使い切りましょう!