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オリーブオイル期限や期限切れの使い道や捨て方

ちょっと贅沢と思って買ってきた「エクストラバージンオリーブオイル」。
もったいないからと、少しずつ使っているうちに、賞味期限が過ぎていた!

よくありますよね。

今回は、オリーブオイルの賞味期限やその後の使い道、捨て方などをご紹介していきます。

 

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オリーブオイルの賞味期限は?

 

未開封のオリーブオイルの賞味期限は?

未開封のオリーブオイルの賞味期限は、ラベルに記載してある期限です。

基本的には瓶詰めされてから、1年~1年半が賞味期限になっている場合がほとんどです。

 

開封済みのオリーブオイルの賞味期限は?

開封済みのオリーブオイルは、2か月くらいが限度です。

それ以上になると、どうしても風味や香りが落ちてきてしまいます。

 

賞味期限の切れたオイルは食べられる?

そもそも、賞味期限とは「美味しく食べることのできる期間」のこと。
そして、オリーブオイルにおいての賞味期限とは、その香りや風味など、オリーブオイルとしての特徴が保たれている「保証期間」と思ってください。

つまり、賞味期限とはオリーブオイルの特徴である、独特の香りや風味が楽しめる期間であり、
この期間を過ぎると、徐々に香り、風味、味は落ちてきます。

ですが、賞味期限と使用期限は別です。

オリーブオイルは主成分がオレイン酸で、元々オイル自体としてはとても酸化しにくい油です。
なので、賞味期限を過ぎても食用油として3年~5年は使うことができます。

つまり、オリーブオイルの風味が楽しめるのは未開封で1年~1年半、普通の食用油としては3~5年、ということになります。

 

劣化や酸化のサインは?

香りや風味が重視され、生鮮食品ともいわれるオリーブオイル。
気を付けていても、劣化は進んでしまいます。

栓をあけて、ペンキや塗料のような異臭がしたら、酸化による劣化が起きています。
食べずに、廃棄しましょう。

 

期限の切れたオリーブオイルの使い道は?

「オリーブオイルの賞味期限が切れちゃった…。どうやって使おう?」

オリーブオイルは主成分がオレイン酸で、元々オイル自体としてはとても酸化しにくい油です。

オリーブオイルの賞味期限は、独特の風味や味、香りが楽しめる期間で賞味期限と使用期限は別でしたね。
なので、オリーブオイルは賞味期限を過ぎても食用油として3年~5年は使うことができます。
普段通りに、食用油として活用していきましょう。

 

オリーブオイルは加熱できる?

バージンオリーブオイルは、加熱する料理には向かないと思っていませんか?
それは、熱によって香りや風味が飛んでしまうためですよね。

“賞味期限切れ=風味や香りは落ちている”ということは、普通の食用油と同じです。
炒めものなど、普通にサラダ油と同じような感じで料理に使っていきましょう。

 

揚げ物

中でもおすすめは、天ぷらやコロッケ、唐揚げなどの揚げ物。

サッパリした仕上がりになります。

オレイン酸により酸化しにくいため、揚げ物用の油として優秀なのです。
さらにオレイン酸の成分により、胃酸をコントロールし胃もたれや胸やけを防いでくれますよ。

オリーブオイルは高価なので、普段はなかなかできませんが、贅沢でいいですよね。

 

他にもオリーブオイルの加熱や加熱レシピについてはこちらもどうぞ
オリーブオイルは熱してもOK?発がん性はない?種類でおすすめは?

 

賞味期限の切れたオリーブオイルの使い道【食用以外】

期限の切れたオリーブオイルを食べるのはちょっと…と抵抗がある場合や、
たくさん余って食用でも使い切れないという場合

オリーブオイルは食用以外にも様々な使い道があります。

美容・化粧品

美容専用のオリーブオイルがありますよね。
では、食用のオリーブオイルも美容に使えるのかな?と悩みますよね。

美容専用のオリーブオイルは、肌につけることを前提に加工されています。
ですが、食用は天然の素材そのままで食べるため、加工していません。

人により合わない場合がありますので、使用するときには、必ずパッチテストを行いましょう。
また、紫外線が当たる部分に使った時は、完全にオイルを落としましょう。

 

ハンドクリーム

オリーブオイルを使った手作りハンドクリームはいかがでしょうか?
手作りは難しそうと感じるかもしれませんが、意外と簡単にできますよ。

 

クレンジング

オリーブオイルの成分は皮脂と似ていると言われています。

なので、オリーブオイルはクレンジングに向いているオイルです。

乾いた顔にそのままつけてマッサージ!
メイクがなじんで浮いてきたら、ティッシュでふき取り、洗顔しましょう。

 

マッサージオイル

洗顔前にそのまま顔につけてマッサージ。
オリーブオイルは、皮脂と成分が似ているので、特に小鼻まわりの毛穴の汚れに効果的。

ボディマッサージに使う時は、アロマオイルを少し混ぜてもよりリラックスできますね。

 

ボディスクラブ

オリーブオイルで、手作りのボディスクラブができます。
かかとやひじ、ひざなどの関節部分に使ってみましょう。

材料は、エクストラバージンオリーブオイル、白砂糖、はちみつ、レモンを加えます。
分量はお好みで調整できます。

ごしごしするのではなく、円を描くようにして、優しく肌の表面をなでるようにしましょう。

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暖かいシャワーで流し、水分をふき取り、スキンクリームを塗っておきましょう。
または、美容専用のオリーブオイルを塗ると、さらにしっとり肌になりますよ。

 

頭皮の保湿

頭皮のかさつきが気になる方には、こちらをおすすめ。
いつものシャンプーの前に、オリーブオイルを頭皮になじませます。
その後、いつものようにシャンプーしてすすぎます。
オリーブオイルの保湿効果で、しっとりしてきますよ。

 

ヘアオイル

ヘアオイルにも使えます。

シャンプーしたあと、半乾きの髪にごく少量を髪の毛につけます。
たくさんつけるとベタベタになってしまうので、ごく少量にしましょう。

 

美容・化粧品以外

 

石鹸

オリーブオイルで石鹸を作るのはいかがでしょうか。
しっとりとした洗い上がりの石鹸ができますよ。

 

キャンドル

キャンドルも作れてしまいます。
廃油でもOKなので、捨てる前に再利用してもいいですね。

 

木工製品の艶出し「オイルフィニッシュ」

木工製品でも、特に木で作られた食器に使います。
木の皿やサラダボール、ナイフ、スプーンなどです。
全く塗装がされていない製品や、蜜蝋やクルミ油で艶出しした製品に使えます。
もしキッチンに、使いこんで艶の落ちてしまった木工食器があったら、お試しを。

綺麗な布にオリーブオイルをしみこませて、木工食器を磨いていくだけです。
べたべたするようなら、乾いたきれいな布でふき取ります。
乾燥によるひび割れを防ぎ、長く使うことができますよ。

 

賞味期限の切れたオリーブオイルの捨て方は?

気を付けて保存していても、酸化が進んで、使えなくなってしまった…。

または、揚げ物などに使った後という場合。
いずれの場合も、普段通りの食用油と同じように廃棄します。

 

1 牛乳パックを使う

牛乳パックに新聞紙を詰めて、使い終わった油を吸わせます。
染みださないように封をして、燃えるごみとし て廃棄します。

 

2 ポリ袋を使う

牛乳パックの時と同様に、新聞紙を詰めて油を吸わせます。
染みださないように封をして、燃えるごみとして廃棄します。
ポリ袋には、穴が開いていないかを確認してから使いましょう。

 

3 市販の油凝固剤を使う

市販されている油凝固剤で固めて、燃えるごみとして廃棄します。

決して、そのまま排水溝へ流さないでください。
オリーブオイルは、10℃以下になるとオレイン酸などの成分が固まってきます。
排水溝や排水管内で固まってしまい、詰まりの原因になってしまうのです。

 

まとめ

オリーブオイルの賞味期限や期限切れのオイルの使い道と捨て方をご紹介しました。

・オリーブオイルの賞味期限は12か月~18か月。オイルとしては3年~5年持ちます。
・期限が切れても食用油として、揚げ物油などに使うことをおすすめします。
・捨て方は、普通の油と同じですが、固まってしまうので排水溝は絶対に止めましょう。

色々と活用して使い切ってみてくださいね。

 

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