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花粉症や風邪ではないのに鼻水やくしゃみが出る。

朝布団から出るとくしゃみが出る。

温度差で起こってしまう、寒暖差アレルギーとは!?

 

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寒暖差アレルギーの症状とは

朝布団から出ると、朝だけくしゃみが出る。
温かい部屋からトイレに行くとくしゃみが止まらない。
温かいお風呂から出ると、くしゃみが出始める。

そんな症状はありませんか?

もしかしたら、あなたは寒暖差アレルギーかもしれません。

寒暖差アレルギーの症状

寒暖差アレルギーとは大きな寒暖差が原因になるアレルギーのことです。

朝起きた時に布団から出ると、くしゃみや鼻水が止まらない
温かい部屋から、寒い台所に移動するとくしゃみが出る
お風呂から出ると、くしゃみが出始める

など、大きな寒暖差により、鼻の奥の血管が収縮して、くしゃみや鼻水などが出るアレルギー症状です。

別名「血管運動性鼻炎」といいます。

代表的な症状は「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」です。

寒暖差アレルギーの特徴として、透明でサラサラとした鼻水が出ます。

そして、寒暖差アレルギーには目の痒みや充血などの目の症状が出ません。

寒暖差によって起こるので、しばらくして周囲の温度に慣れてくると症状が治まる点も特徴的です。

私も寒暖差アレルギーなのですが、

朝暖かい布団から出た直後から、くしゃみ連発・鼻水がポタポタ落ちるなどの症状が2時間ほど続き、
それ以降は日中は全く症状が出ません。

逆に夜布団に入って暖まってくると、また鼻がグスグス言い出します。

お風呂から出た後にくしゃみが出始めることもあります。

またしばらくして体が慣れてくると治まってきます。

時期的には1日の寒暖差の激しくなる季節の変わり目に、症状が出やすいです。

しかし、症状が出る時期などには個人差があり、
暖かい部屋から寒いトイレに移動するだけでもアレルギー症状が出る人もいれば、
季節の変わり目だけ出る人など様々です。

私の場合は、4月下旬~5月・10月初め頃の朝に症状が強く出ます。

寒暖差アレルギーの原因

寒暖差アレルギーの原因は、自律神経の乱れです。

自律神経は、寒い時には血管を収縮させ、暖かい時には拡張し、体温を調節しています。
しかし、寒暖差が大きくなるとこの血管の伸縮が間に合わず、自律神経が乱れるようになります。

自律神経が対応出来る温度差の限界は7℃までと言われており、これを超えて自律神経が対応できなくなると、
自律神経が乱れ、鼻水を始めとしたアレルギー症状が出てしまいます。

自律神経の乱れが原因で起こるので、症状は鼻水だけでなく、
体がだるく感じる倦怠感や、疲れやイライラ、咳や食欲不振、頭痛などを感じる場合もあります。

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そして、女性のほうが寒暖差アレルギーになりやすいと言われています。

それはなぜかというと、男性より女性の方が筋肉量が少ないからです。
体温を保ったり、熱を作ったりするには筋肉が必要です。

そのため、筋肉が少ない女性の方がなりやすいと言われています。

アレルギー性鼻炎と寒暖差アレルギーの違い

花粉症に代表されるアレルギー性鼻炎は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりを起こします。

寒暖差アレルギーも同じように、くしゃみ鼻水鼻詰まりを起こすので、
花粉症などと勘違いされやすい寒暖差アレルギーですが、
花粉症と寒暖差アレルギーには、根本的に違いがあります。

それは寒暖差アレルギーには、原因となるアレルゲンがないことです。

そのため、病院でアレルギー検査をしてもアレルギー反応が出ません。

そして、寒暖差アレルギーには、花粉症にある目の痒みや充血などの目の症状がありません。

寒暖差アレルギーの対処法

薬以外の対処法では、体が感じる寒暖差をなるべく少なくするのが効果的です。

服で調節する

寒暖差に対応できる温度差は7度程度なので、その範囲で治まるように服の着脱などで調整しましょう。

「朝起きて、布団から出る時に、さっと一枚羽織る」など温かいところから寒いところに移動する時は、服で調整しましょう。
また、外出する時は、脱いだり羽織ったりして調整できる服装で出かけましょう。

マスクを着用する

マスクを着用し、鼻の中に直接冷たい外気が入り込まないようにすると、寒暖差が少なくなります。

そして、私の場合、鼻の中にティッシュを詰めると何故か症状が和らぎます。

冷たい空気が鼻の中に入らないので、マスクと同じ効果を発揮しているのだと思います。

ただ、鼻に詰められるのは家にいる時限定なので、外出時はマスクをしています^^;

足を冷やさない。

鼻だけではなく、足も冷やさないようにしましょう。

筋肉をつける

筋肉量の少ない女性がなりやすいので、筋肉量が少ない人は筋肉を付けることで寒暖差アレルギーの症状が改善される場合もあります。

食事に気をつける

にんにくや生姜・スパイスなどの、血行を良くする食べ物を摂取するのも効果的です。

ただ血行をよくする食べ物も大事ですが、自律神経のバランスを整えることが重要なので、
一番は、バランスの取れた食生活をすることです。

バランスよく1日三食しっかり食べましょう。

寒暖差アレルギーの薬は?

寒暖差アレルギーというのは、一般的に言うアレルギーとは違って
温度差に体が反応しているため、原因物質というものが存在しません。

よって、寒暖差アレルギーそのものを治す薬は今のところありません。
症状を緩和する対処療法が一般的です。

なので、アレルギー用の薬ではなく、点鼻薬や抗ヒスタミン系鼻炎薬が処方されます。

ただ、抗ヒスタミン系の薬は眠気が出るので、運転などをされる時は注意が必要です。

眠気が気になる方は、眠気が出にくいと言われている市販薬のアレグラFXを服用する方もいるようです。

しかし、思い当たる症状がある場合は、一度耳鼻科を受診してみましょう。

以上、寒暖差アレルギーの症状や原因、対処法、薬についてでした。

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